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    2017.03.19 Sunday/ -/ / -/ -/ -/ -/ by スポンサードリンク

心理療法としての仏教―禅・瞑想・仏教への心理学的アプローチ

仏教および瞑想、禅などを心理学や心理療法の観点から捉えなおすという試みは、欧米諸国では盛んになされ、私自身も深い関心をもってそうした視点から人間性心理学やトランスパーソナル心理学を学んできた。

この本は、理論面で新たな貢献がある分けではないが、日本の研究者による数少ないその取り組みとして貴重であり、後半部で瞑想と心理療法を実践的な視点から比較し、両者の実践上の問題を議論する部分から学ぶところが多かった。

もちろん著者は、瞑想が通常の心理的な治療を超えた深さをもつゆえに適用を間違えば深刻な問題を引き起こす場合もあることを指摘する。その上で「瞑想的実践や現代心理療法に現代人の強い関心が集まっているのは、私たちが集合的規模でここの内面の探求を行い、それをただ自身の治癒に役立てようとするだでけではなく、訪れてきた大きな時代の波を乗り切り、その先の時代を歩むために心を成長させる必要性を強く感じているかからではないだろうか」というような広い視野からの考察も行っている。    

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ヴィパッサナー瞑想 実践レポートと解説

ヴィパッサナー瞑想の実践のための基本的な入門書として『ブッダのヴィパッサナー瞑想法「基本マニュアル」増補・新版』(地橋秀雄著、グリーンヒルWeb会)があるが、本書は、ヴィパッサナー瞑想の理解と実践をさらに深めたいと思う人におすすめである。
中心内容は地橋氏による瞑想随想20編、瞑想合宿等での瞑想の体験記18編、そしてそれに対する地橋氏のコメントである。体験記そのものも、実践を続けていくうえでの励ましになるが、さらに体験記に即した、きめこまかなコメントは、多くの瞑想者に共通する疑問や迷いにも触れ、瞑想を続ける上での大きなヒントになる。

これだけ具体的にヴィパッサナー瞑想の実践と指導の現場をレポートする本は、もちろん日本でははじめてであり、瞑想者にとってきわめて貴重である。

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ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる

前著さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』は、平易さと説得力をかねそなえた新しいさとりの書だった。新著も、期待にたがざず素晴らしい。使われる言葉は、「幻の自己」「エゴ」「いまに在る」「大いなる存在」「ペインボディ」など、前著と大きく変らない。その平易さと、一つ一つの文章が訴えかける力も相変わらずだ。しかし、より丁寧に、これでもか、これでもかという風に「エゴ」の実態を暴いてくれる。

さらに人類史という視点からさとりを語っているところが新鮮で、しかもこの混乱の時代だからこそ、深く共感を覚える。ページをアンダーラインで一杯にしながら読んでいる。人類の歴史が、おおまかに言えば狂気の歴史だったという指摘は、世界史を少しでも学んだものだったら納得できるだろう。そして、何か根源的な変化が起こらないかぎり、同じ悪夢が繰り返されるだろうという予感も、多かれ少なかれ誰もが共有するはずだ。いや、科学技術の力がこれだけ巨大化してしまった以上は、悪夢が取り返しのつかない結果を招く恐れも充分にある。

そして著者は「人間の心の構造が変化しなければ、私たちはいつまでも基本的に同じ世界を、同じ悪を、同じ機能不全を繰り返し創造し続けるだろう」と指摘する。人間が、全体として心の構造変化を遂げることは、かぎりなく難しいことのように思える。しかし、わずかながら希望はある。「心の構造変化」を遂げる人が相対的に増え始めているように思えることだ。わずかな変化が、その周囲にわずかな変化をもたらし、それが次々と広がっていくならば、それは巨大な変化につながっていくかも知れない。私たちは、いまその変化のスタート地点にいるのかも知れない。

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今ここに生きる力

原題は「Working on Yourself Doesn′t Work」(自分の問題に取組んでも役に立たない)だそうだ。自分の問題を何とかしようと努力するよりも、今この瞬間の自分を認めることの方がよほど簡単だという。

「もし、今この瞬間に起きていることを体験していこうと思えば、状況は楽になります。悲しみを体験しているのなら、それを取り除こうと悲しみに抵抗するのではなく、代わりに幸せになろうとする必要もありません。ただ悲しみという感情を、自分が感じることを許しましょう。そうすれば悲しみは自己完結し、消えていきます。」

『起きていることをそのまま認め、
ニュートラルにあなたの人生を観察しましょう 。
見えるものを操ろうとしたり変えようとしないことこそ、
「変容」を起こす鍵であり、本質なのです 。

「判断しないものの見方」 それこそが「気づき」なのです 。
「気づき」は、何も裁きません。
自分自身と、 自分と人生とのかかわりに立ち会って
ただ、眺めていることです 。』

「ここに来られたら
今、この瞬間に着いたら
毎日が特別になるでしょう
毎日は同時に
「深遠」であり、「普通」でもあるのです」

平易ではあるがかみしめたい言葉が多かった。今この瞬間に生きることの意味を、やさしい言葉で丁寧に解説してもらった感じだ。珠玉のような素晴らしい言葉が散りばめられている。

ダンマの顕現―仏道に学ぶ

著者の仏道にかける並々ならぬ思いが伝わる。何かが直接に響いてくる。形なき「いのち」が、著者の全人格体に充溢し、大漠流となって吹き抜けるという。その「いのち」のほんのひとかけが、私にも働きかけて来ているような感覚にとらわれる。 著者に顕現した「いのち」、それへと向かい行く著者の姿勢のすべてが、それに触れる私のたましいをなにがしか浄化してくれるような気がする。

「ダンマというのはダンマとしか言いようのない、実は言葉では著すことの出来ない、形のない「いのち」そのものです。今日の言葉で言うと、宇宙を貫いている「いのち」そのものです。私も今生きておりますら、命に基づいて生きている。その私の今生きている命そのものに、宇宙を貫いているいのちが通じてくる。だから当然フーッと開かれていく。‥‥その形のない「いのち」そのものが、熱心に禅定に入っている私自身にあらわになる。これが解脱の瞑想です。」

こんなにも高齢になるまで、没する直前まで、かくも真摯に仏道を求めた人を知り得ただけでも幸せであった。 「男一匹、生涯をかけた仏道は、ついにこの世では成就しないのであろうか、私はいくたび、絶望の淵に突き落とされたことであろう」とまえがきで語る。その仏道にかける情熱がひしひしと伝わり、心を動かされた。 座禅へ取り組む姿勢だけでなく、学問的な研究の情熱にも刺激された。

仏道を、こんなにも真摯に求め、しかも学問的な研究でも大きな成果を残したとは。本の最後の論文を読むと、道元の研究と、道元からの学びの姿勢が一体化しているのが良くわかる。

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心を開く瞑想レッスン

ヴィパッサナー瞑想と心理療法の融合。ヴィパッサナー瞑想の側から心理療法的な方法との接点を「瞑想レッスン」として実践する本は初めて読んだ。瞑想は、一人で行う瞑想ばかりでなく、二人で、三人で、あるいはグループで、その関係性を気づきの対象として、関係性を鏡のように気づきの反射として、サポートし合ったり、共鳴しあったりして瞑想をすることが可能だという視点は新鮮だ。

ここに紹介されている瞑想(あるいはワーク)の多くは、著者が西洋人に瞑想を指導するなかでサイコセラピーに出会い、それに刺激されながら考案されたという。

また、著者がなぜ曹洞禅で出家し、どのようにしてテーラヴァーダ仏教に出会ったのか、ヴィパッサナー瞑想をどのように修行したのか等、体験が具体的に語られたところは、心に触れてくるものがあった。

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ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門―豊かな人生の技法

ヴィパッサナー瞑想が深まることで体験的にどのようなことが起こり、どのようにして解脱に至るのかが、具体的な表現もちりばめて説得力をもって語られている。瞑想をすすめる上で実に参考になる言葉が多かった。何かが腑に落ちた感じ。なぜ、感覚にサティを続けるのか、感覚の観察が、どうして自己の本質を知ることにつながるのか、得心した。

瞑想には、精神集中(サマーディ)の訓練と智恵(パンニャー)の訓練が含まれる。精神集中は、「平静さの育成」(サマタ瞑想)とも呼ばれ、智恵の訓練は「洞察力の育成」(ヴィパッサナー瞑想)とも呼ばれる。

興味深かったのは、サマーディによって得られる心の清らかさは、ほとんどが不純物を抑えこむことで得られると指摘していることだ。サマーディを行うと心の表層が澄んでくるが、不純物は無意識の領域にたまっており、この潜在的な不純物を取り除かなければ、真の心の解放はないという。集中は、他の思いや感情を打ち消して何かに集中するのだから、打ち消されたものが押し込まれるのは当然だろう。

私自身が、精神集中は心の抑圧につながる面があるのではないかと、ずっと疑問をもち続けていた。ヴィパッサナー瞑想は抑圧されたものに気付きをもたらす方法だと知って強い共感を抱いていた。 だからゴエンカ氏のこうしう指摘には、やっぱりという感じで共感する。

「真理の正体を見きわめるには、感覚の観察を欠くことができない。‥‥感覚は心とからだの交差点である。‥‥もしも感覚に気づくことがなければ、自己の真実を追求しても不完全で浅薄なものになるだろう。‥‥自己の本質を知り、それに正しく対処するためには、ふだんほとんど感じる取れないような微細な感覚にまで気づく必要がある。」(P128)

感覚への気づきが深まれば深まるほど、その変化の激しさに気づくようになり、それが徹底すると、おそらく現実は日常的な意識で捉えているのとは全く別の様相を示しはじめるのだ。瞑想でなぜ感覚に注意を集中する必要があるのか。

「からだの各部に生じているさまざなな感覚を観察していると、あるとき、全身に非常に微細で均一な感覚が起こり、それが生まれては消えてゆくのに気づくようになる。その感覚の誕生と生滅はあまりにも速く、まるでは波動の流れのように、全身を電気が流れるように感じるだろう。からだのどの部分に注意を向けても、均一で微細な感覚がものすごいスピードで生まれては消えてゆく。一つの考えが心のなかに浮かぶと、それにともなう感覚がからだにも起こる。その感覚が連続として生まれては消える。いまや、心とからだの見かけの堅固さは粉々に打ち砕かれ、物と、心と、心の形成物の、究極の真理を体得することになる。究極の真理、それは超高速で去来する波動、微粒子の振動、それ以上のなにものでもない。」(P170)

「まるでは波動の流れのように、全身を電気が流れるように」という表現は、気の感覚の表現にも似ているが、一切がそう感じられるのだから非常に徹底したものなのだろう。 微粒子が瞬時に生まれては消えるレベルまで感覚を研ぎ澄ませた時、すべてが変化することをまざまざと実感し、それが実感された時、固定化された自我への幻想も消えるのだろう。感覚のサティの先の方にはこういうレベルがあり、そこでは「自我」という幻想にしがみつくことなど、ありえない。感覚へのサティが、どのようにして悟りにつがなるのか、得心がいったのは、この部分を読んでだった。

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霊的成長と悟り

玉光神社での著者の教話をまとめたもの。平易だが、瞑想やカルマについて深い体験にもつづい講話は、瞑想や行の大切なこころがまえを示してくれて有益だ。

「集中するのは自分を無にするためなのだから、集中する自分を持っていたは駄目なんだよ、集中することにガチガチになっていてはね。 やはり、健康になりたい、きれいな心になりたいとか、何かを期待して座る気持ちがどこかに有るから、集中する自分がどうしても残ってしまう。…… そういうものを、一切なくすことがどうしても駄目なら、いっそ、何も集中しないで、禅のように全てを任せて、ただ、座れば良いのだ。そういう事が、自分で自然にわかるようでなければ、まあ、あまり大したものにはなれないね。」

ある人が癌にかかり、けいれんが激しいので止めてもらえないかと依頼があった。それで祈りによって力をおくって、つながったなと思ったころからけいれんがとまって楽になったという。

「それなら力を送って、癌も溶かしてしまえはいいじゃないかと思う人もいるでしょうが、病気というのはやはりそうなるカルマがあってなるのだから、信仰によってお祈りをして、神のお力をいただき、カルマがきれいにならなければ、本当には治らないのです。」

病気は、やはり生き方とかカルマが根にあって起こるものだのだろうか。それらへ根っこの問題が解決しない限り、また何度でも繰り返すものなのだろうか。

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瞑想のススメ

ヨーガの立場からの瞑想のガイドブックと云ってよいだろう。何よりも感服するのは山田氏の体験の深さ。チャクラの観相から体外離脱、そして深い覚醒まで、随所に氏の体験がちりばめられている。

かなりの部分、私には高度すぎて今は流し読みする他なかったところもあった。しかし、すぐにも実行していきたい修業法も多くあって、その意味でもとても参考になった。
一番やりたいのは、アージュナー・チャクラへの集中。シュルツの自律訓練法(一種の自己催眠)をベースとしたイメージ訓練など。
この本はこれから、私の瞑想が深まる過程で何度か参照する必要が出てくると感じた。それぞれの修行や段階で注意すべきことも、深い体験から発せられていて信頼できると感じた。

ちなみに、山田孝男氏は、サイ実測研究会で間近に何度かお話を聞いたことがあるが、こんなに深い体験をもっておられる方とはついぞ知らなかった。不覚。    

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求めない

『求めない』 加島祥造

この本は、「求めない」という言葉から始まる短詩のような言葉の連なりからなっている。なるほどと思わせるきらりと光る言葉が、素敵に配置されている。

「ぼくが『求めない』というのは、求めないですむことは求めないということだんだ。」

「あらゆる生物は求めている。命全体で求めている。一茎の草でもね。でも、花を咲かせたあとは静かに次の変化を待つ。そんな草花を少しは見習いたいと。そう思うのです。」

「現求めない――
すると
自分が貴いものと分かる
だって
求めない自分は
誰にも属さないから」

人間も、そしてすべての生き物も、求める存在だけれど、人間は頭でっかちになって、必要以上のものを求めて、苦しんでいる。では、求めなければとうなるのか。この本は、求めないときにどんなことが起るのか、様々な短い言葉で、語りかけてくれる。その時々の自分の状態で、きっと訴えかけてくる言葉が変化するだろうな、と感じさせる本だ。

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