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    2017.03.19 Sunday/ -/ / -/ -/ -/ -/ by スポンサードリンク

気功生活のすすめ

禅密気功は、仏教・密教系の気功であり、1986年に中国政府が認めた26大功法の一つに数えられているという。禅密気功は背骨を重視し、それを生命活動の根元となる器官と定義する。それゆえ、ふだんは動かすことのない背骨を動かすことからスタートし、背骨に気をめぐらせる功法を動功の中心とする。しかし、仏教系の気功であるゆえ、瞑想も重視される。津村喬が指摘するように、禅密気功は一流派であることを超えて、ほかの気功をある段階まで修めた人が、さらに一歩深めていくためにもよいようだ。

興味深かったのは、津村が「背骨ゆらし」を禅密気功とつなげて考えていることである。「背骨ゆらし」は、背骨のゆがみを徐々に調整して、神経系統を調え、筋肉の緊張を除き、脳と内臓を調整するすばらしい運動だ。この「背骨ゆらし」を、もっと深い境地まで組織的系統的に導いていくのが禅密気功だという。

高岡英夫の「ゆる体操」も背骨をゆらすことを含んでいる。私は、最近、「ゆる体操」が自発動功的に様々な形で出て、そこから気功や瞑想につながって行くことが多いので、上の津村の指摘をなるほどと思いつつ読んだ。今のところ禅密気功を実践するつもりはないが、「ゆる体操」が気功につながるということが確認できたことも含めて、この本を読んだ意味は大きい。

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魂が癒されるとき―気功・ホリスティック医学・ガン治療をめぐる対話

魂が癒されるとき―気功・ホリスティック医学・ガン治療をめぐる対話

帯津氏は、ガン治療の現場に気功を導入して大きな成果を上げる、気功界の代表的な人物。西洋医学と気功、東洋医学等を結合したガン治療の実践をまとまった形で読めて興味深い。

津村氏は、日本に気功を紹介した草分け的存在で、その文章にはつねに広い視野と見識、温かさに満ちる。その二人の対談が面白くないはずがない。

津村氏が日本に気功を紹介する過程での、帯津氏がガン治療の現場に気功を導入するうえでの、それぞれのいきさつや苦労を語る。二人とも外気治療に対し一定の評価をしつつも、金銭をとっての外気治療には批判的。あくまでも自己鍛錬が中心で、気功師はそれを援助するのがいいとする。

一貫して、人を癒す、癒されるということを狭くとらえず、武術気功、芸術気功、教育気功、環境気功など気功全体とのつながりのなかで治療文化を理解する。さまざまなジャンルを含む気功を、自己調和、生命場の調和を深めていく自己成長のプロセスとしてとらえ、その中で治療や癒し、宇宙との一体感というような「さとり」も理解する。

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気功革命―癒す力を呼び覚ます

気功革命―癒す力を呼び覚ます

気功とはこういうものだったのか、とこれほど納得できる本はなかったと思う。この本の全体を貫いて言葉では表現できない説得力がある。気功を実践していくうえでの信頼できるガイドブックだ。

著者は「私は中国での長い気功経験の中で、たくさんの流派の先生に直接お会いして勉強する機会に恵まれましたので、流派を超越して本当に効果の高い方法だけを集大成した本を作ることができた」と語る。なるほどどの功法を見ても、これぞ気功の真髄と思わせるような本物の香りが伝わる。そういう本物のみがもつ充実の感覚が本に漂う。

いつも座右において、この中で自分に合っているいくつかの功法は、実践していきたいと思う。実践の過程で、さらに深めたいと思ったら、またこの本に戻り、よく読み、さらに高度な功法で自分にあったものを見つけ出し実践していく。そんな風に頼りにできる本だ。自発動気功や樹林気功について多くのページを割いて書かれているのもうれしい。

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帯津良一が語るガンと気功と代替療法

帯津良一が語るガンと気功と代替療法―動きはじめた「人間まるごとの医療」

ガンの治療に気功その他の代替療法を取り入れ、この分野の第一線で活躍する人の講演だけに、この世界での最先端での動向が生き生きと伝わり、すこぶる興味深い。講演集ということでそれほど期待せずに読み始めたのだが、予想を裏切る内容だった。

文字面を追うだけでも話術のうまさ、講演の雰囲気、帯津氏の人柄が伝わる。さらに霊性に根ざしたホリスティック医学の方向が、氏独特の語り口によって示唆され、気功や代替療法への氏の姿勢、哲学、志の高さに学ぶところが多かった。

「日本の代替療法の関係者は、まだコマーシャリズムっていうか『売らんかな』主義が強くて、自分が世界の代替療法の大きな流れの一翼を担っている、そして、将来の統合医学へ向かっていくという気概ですね、こういうのが全くないところが多いような気がするんです」と手厳しいが、逆に帯津氏の言葉には、「人間まるごとの医療」(ホリスティックな医療)を取り戻そうとする気概が溢れる。

代替療法は、結局は治療法であって、視点は病に限定されがちだ。しかし、ホリスティック医学は、病だけの問題ではなく、生老病死を貫くものであり、スピリチュアルな視点や死後の世界のことも含めた医学でなければならない。これからの医療者は特に死と死後の世界のことをしっかりと見据えていく必要がある。代替医療も、人間まるごとのホリスティックな医療へという大きな流れのなかで、スピリチ ャリティや死後の問題を包み込んだ医療となっていかなければならない。そんな主張が、本の底流に脈打っている。

帯津氏のがん治療の現場での活躍や、日本の医療の中心にいる様々な人物との交流などを通して見えてくるのは、日本にもそういう時代のうねりが確実に広がりつつあるということだ。10年前には気功そのものがいかがわしい目で見られていたが、今は大きく変化している。そして気功は、まさに病の治療にかかわるだけでは なく、人間のスピリチュアルな気づきや生き方に深くかかわっている。 医療の現場で「人間まるごと」が回復されていくこと、医療や病気への各人の意識や姿勢が変ることが、社会全体にとって持つ意味は大きい。

私自身、ホームペー ジ『日本の気功家たち』などを通して、気功の世界に多少ともかかわっている。代替療法が、スピリチャリティや死後の世界を包み込んだ人間の生老病死の全体にかかわるホリスティック医学へと統合されていくというこの本のヴィジョン、帯津氏の思い描くホリスティック医学のあり方に強い共感を覚えた。

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知られざる自己への旅―私の中の私を探して

知られざる自己への旅―私の中の私を探して

前世療法を行う精神科医と女性ジャーナリストとの共著だ。この女性ジャーナリ スト自身が前世療法を受け、いくつかの前世を体験する。そして高所恐怖症が消え、 これまで成功したためしのなかったダイエットに成功し、自己主張が自由にできる ようになるなど、前世でのトラウマを追体験するごとに、彼女自身が変化していく。

内容はとても興味深いのだが、実際にはあまり読まれなかった本のようだ。タイトルからもサブタイトル(「私の中の私を 探して」)からも前世療法を扱った本だとはわかりにくい。それも読まれなかった理由のひとつかも知れない。

しかし本書は、前世療法を体験して癒された側から書かれたレポートとして貴重だ。もっとも構成は、前世療法を施した精神科医の視点からの記述と前世療法を受けた側からの記述とが交互に並べられており、これはこれで面白い試みだと思った。

共著者の女性ジャーナリスト・キャロルは、自分が体験した14の前世を振り返っている。その中で圧巻なのは、古代ローマに生きたカドレシーと呼ばれる男としての人生だ。彼は、地位や権力がほしいばかりに、自分を使う主人の要求を受け入れ、去勢された上で望みもしない同性愛的な関係を強いられた。にもかかわらず、最後には主人に裏切られる。主人は、死んだら彼に財産を残すと約束していたのに、結局は自分の息子に譲ってしまったのだ。

地位や権力を得たいばかりに去勢に応じたにもかかわらず、カドレシーは望みをかなえられなかった。自分の人生に何も残っていないと感じた彼は、性的にも欲求不満になり、残された唯一の楽しみである、食べることに集中していった。彼は生来、血が止まらない体質だったにもかかわらず、暴飲暴食で命を削っていった。そんなに太らなければもっと長く生きられたのに。

こうしてカドレシーは、主人の息子ルキオに看取られながら死んでいく。父親のことは憎んでも憎みきれなかったが、息子ルキオのことは深く愛した。カドレシー は、ルキオとの交流のなかに愛の美しさを見出した。そして、愛は憎しみを超え、 愛がすべてを解決することを学んだ。そして「もっと愛する人々と長く一緒にいたいなら、自分の肉体をもっと大切にしなければならない」ことをも学んだ。

キャロルは語る、「死の直前、ルキオに対して感じた愛のぬくもりに、私は驚きました。私は彼を置いていきたくなかった――でも、あの愛を体験したことで、自分があの人生に入った目的を達成したことを、突如として、しかも余すところなく 理解することが出来ました‥‥‥だから、次に移るべき時が来たのがわかったのです」。

キャロルにとって、このセッションのインパクトは強烈だった。過去からのメッセージがついに彼女の重い腰をあげ、やっとダイエットに本気で取り組むことになった。これまで何度挑戦しても成功しなかったダイエットにやっと成功したのである。そして、彼女のほかの人生でも何度も繰り返されたテーマがこの人生でも繰り返されていることを知った。それは、人に弄ばれ利用されながら、自己主張できない、自分のために立ち上がれないという問題であった。自己主張というテーマは、 彼女が受けた前世療法のプロセス全体の中で解決されていったようだ。

エドワード・クラインは、精神科医として前世療法を行ってきた豊かな経験から 「私たちは前世で未解決のままにしてきた問題を今回の人生で解決するよう仕向けられているのだ」と信じるに至ったという。私自身はそこまで確信できないし、読後に若干の不満が残る。それはこれまでに読んだ前世療法関係の本全体に言える感想かもしれないが、この本で特に強く感じた。

不満は、一つ一つ人生がかなり手軽に追体験され、ごくかんたんに要所のいくつかが振り返られて終わり、次々と別の人生に移っていくことだ。もしかしたら治療的な効果としてはそれで充分なのかもしれない。しかし読む側には個々の人生の重みが充分に伝わってこない。ひとつの人生をあたかも長編小説のようにじっくりと 詳細に記述したレポートなら、その人生の具体的な有様とともに真実さが伝わり、信憑性が増すのではないか。逆に、無意識的な創作であるならどこかにぼろが出やすいということだが。過去に生きたと思われるひとつの人生を、すぐれた自伝のようにその心の成長の軌跡も含めて詳述するような前世療法体験記は出ないものだろうか。もしチャンスがあるなら自分がレポートしたいくらいだが。

『輪廻転生―驚くべき現代の神話』などのJ・L・ホイットン、『前世療法―米国 精神科医が体験した輪廻転生の神秘 』などのブライアン・L. ワイス、『生きる意味の探求・退行催眠が解明した人生の仕組み』のグレン・ ウィリストン、日本では『生きがいの催眠療法―光との対話が人生を変える』の奥山輝実(飯田史彦との共著) など、この分野での実践の蓄積、その報告もかなりの量になっている。それらの研究から何が言えて、何が言えないのか。いずれにせよ私自身は、こうしたテーマにつねに心をオープンにして接していきたいと思う。  

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「体をゆるめる」と必ず健康になる

高岡英夫の「ゆる体操」の実践編である。「ゆる体操」の考え方の簡潔な紹介と、イラストを使った分かりやすい実践編と、症状別プログラムとに分かれる。

体をゆらしたりしてゆるめること自体は、誰でもときどき行うが、ゆらしてゆるめることの意味を体系的な理論と実践法としてまとめたことの意義は大きい。こんなにかんたんなことでも継続すれば、からだにそんな大きな変化が訪れるのかと、納得できる。誰でもどこでもかんたんにでき、継続しやすいことのメリットも大きい。少しやってみれば、からだにどんな作用を及ぼすが誰でも体感できる。

この本を読んで改めてなるほどと思ったことを箇条書きする。

☆体のパーツの緊密な連結をときはなち、剛構造を柔構造に変えていく。そのためには体をゆすって、ゆらして、ゆるませるのがもっともよい。

☆ゆすって、ゆらして、ゆるめていく、このサイクルを何度もくり返しているうちに、体が徐々にゆるむ。ゆるめばそれだけ、ゆすりやすくもなり、さらにゆれやすくなて、各パーツの連結がどんどんゆるめられていく。

☆ゆっくり温泉に入ったり、マッサージを受けたりすれば心身がリラックスするが、その状態は長くは続かない。ゆる体操は、自分の脳神経の働きによって体をほぐしたり、ゆるめたりするので、自分の脳神経の側から体をゆるめるテクニックが身につく。ゆる体操で、自分の体を感じながらくり返しゆるませていると、自分の体の筋肉から来る情報に対して閾値(機能的境界)が変わる。

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「ゆる」身体・脳革命 不可能を可能に変える27の実証

◆『「ゆる」身体・脳革命 不可能を可能に変える27の実証 (講談社+α新書)

著者の長年の探求のなかで、体をゆるめることがいかに人間の心身の潜在力を引き出すかが明らかとなったという。バスケットボールの陸川章選手や女子サッカーの荒川恵理子選手、沢穂希選手の指導、男子サッカーの大黒将志選手の実例、相撲の豊ノ島の指導などでその成果を具体的に語っている。また高齢者への指導でも、健康面、心理面、身体の変化などでかなり効果をあげているようだ。高岡英夫氏の理論は、気功やヨーガその他、体を動かす東洋的な行法においてきわめて画期的で、今後、この方面における中心的な役割を果たす理論かもしれない


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生きる意味の探究―退行催眠が解明した人生の仕組み

◆『生きる意味の探究―退行催眠が解明した人生の仕組み

これまでに読んだ退行催眠による過去生の探求や、いわゆる「前世療法」を扱った本に比べると、実証的な姿勢がある点がよい。クライエントが語った過去生の記憶を実証的に確認した結果をある程度語っているのだ。ただ全訳ではないので、もっと実証的な部分は翻訳では省略されているかも知れない。少なくとも、いくつか挙げられた事例から判断して、実証的に確認できる事例を、著者がかなり持ってい るようだということは分かる。

一例を挙げよう。アメリカ人である女性が、アレックス・ヘンドリーという男性として19世紀後半のスコットランドに暮らしていた人生を語った。アレックスは、肉体的なハンディキャップを克服し、エディンバラ大学で医学を修めた。その生き生きとした大学生活の描写は、証明可能な二つの事実を含んでい た。

ひとつは家族がハンプシャーに住んでいたこと。もうひとつは、彼が1878年に医学校を卒業したことだった。こうした100年以上前のスコットランドの一無名人の情報を、クライエントが入手できたはずはないが、勉強のたいへんさや、家族からのプレッシャーを語る彼女の描写は真実味が溢れていたという。

著者はその後、エディンバラ大学に問い合わせて返事を受け取った。「アレクサンダー・ヘンドリー。スコットランド、バンプシャー郡カラン出身。1878年、医学士過程及び修士課程終了。」

この本でも改めて確認したのは、クライエントが過去生で死ぬ場面を語る描写が、臨死体験者の報告とほとんど同じだということだ。これは驚嘆に値する。体外離脱、上から自分の肉体を見る、愛を発散する光に包まれる等々。これも具体例を示そう。

「自分の遺体が見えます。自分の体を、見下ろしているんです。暴徒たちは、その遺体に覆いかぶさるように立っています。ひとりの男が、足で私の遺体をひっくり返して、何かぶつぶつほかの人たちに話しかけています。遺体を運び去ろうとしているんです。もう、自分の肉体にとどまりたいとは思いません。自由になったんです。そして光が‥‥‥とっても感じのいい光です。安らかな気持ちにさせてくれ ます‥‥‥恐怖も苦痛も消えました。私は自由になったんです。」

もちろんこれは退行催眠で過去生での死とそれに続く場面を思い出しているのだが、臨死体験についてある程度知る人なら誰でも、両者の驚くほどの類似性を認めるだろう。

著者は言う、「退行したクライアントがどんな宗教を信じていようと、過去生での死の体験は、みな驚くほどそっくりである。死とは移行の瞬間であり、平和と美と自由の瞬間である。着古してくたびれた衣装を脱ぎ捨てて、新しくもあり、またふるさとのように馴染みある世界へと、踏み込んでいく瞬間なのである。」

多くのクライアントが繰り返し語る死の特徴は、「身の軽さ、浮遊感、自由さ」だというが、これはまた、多くの臨死体験者が繰り返し語る特徴でもあるのだ。

臨死体験の報告と一つだけ相違する部分があるとすれば、退行催眠ではトンネル体験を語るものは、ほとんどいないらしいということだ。

それにしてもきわめて高い共通性があるのは確かで、今後しっかりとした統計的な比較研究をする必要があると思う。これほど臨死体験が知れ渡っている以上、ほとんどのクライエントはその内容を知っているだろうから、たんに共通性が高いだけでは、あまり意味をなさない。細部に渡る比較研究のなかで、この共通性が積極的な主張につながるかどうかを検討しなければならない。

クライエントが語る「中間生」、時空のない世界の描写にも、臨死体験の報告と高い共通性がある。「宇宙を満たす感触、すべての生物を包み込む感触、見えるものも見えないものも含めたすべてのものの真髄に触れる感触、あらゆる知識に同化して文化の制限を超えた真実に目覚める感触、それが、中間生である。」

悟りにも似た精神変容を遂げる臨死体験者も、同様の世界に触れた体験を語ることは、『臨死体験研究読本―脳内幻覚説を徹底検証』の読者なら、容易に理解してくれるだろう。

中間生の描写は、別項で取り上げた『魂との対話』での「魂」のあり方とも非常によく似ている。「魂」は、それ自体、時間による制限を受けず、時間の外側に存在している。「魂」の視野は広大で、その知覚はパーソナリティー(個々の人生を生きる自己)のもつ限界を超越している。パーソナリティーは、愛や明晰さ、理解、思いやりなどに自身を同調させることで「魂」に近づく。  

退行催眠は、クライアントが療法家の世界観の影響を無意識に受けやすいという面があるかも知れない。そうした点に充分慎重である必要はあるが、著者が豊富な臨床例から解明した「人生の仕組み」を参考にして見る価値は充分にあると思った。人生という名の学校で、私たちは、繰り返し学び続けているのだという「仕組み」 を。

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「気と経絡」癒しの指圧法

◆『「気と経絡」癒しの指圧法 (講談社+α新書)

気について長年の治療と研究に基づく驚くべき発見と真の独創性に満ちた本だ。気に特別の関心がない人にも読むことをお勧めする。

遠藤は、ある日患者の経絡がイメージとして見てとれるようになり、それを境に気についての様々な発見をしていく。それが治療効果という事実に裏付けされているだけに、気という奥深い世界にまったく新しい視野を開いてくれたような気がする。

経絡も経穴も絶対固定的なものなど存在しない。時代とともにあるいはひとり一人の中でも、つねに変化し、流動している。

経穴が変化することは、故中川雅仁氏も実践に基づいて主張していたし、私も自分の労宮が変化することで確認していた。

また遠藤氏は、中国古典にない新しい経絡も多数治療中に発見している。中国古典の経絡経穴図を千年一日のごとく信じることが変化流動する気の世界の現実をいかに見失わせるか。

気の真実がどこにあるかを知ろうと思うなら必読の本だ。

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野口晴哉・整体入門

■『整体入門 (ちくま文庫)』(ちくま文庫、2002年)

本書は、1967年に一度出版されたが、長いこと絶版になっていたが、2002年6月に 文庫本化されたもの。

体の自発的な運動を誘導して体の偏りを正すという「活元運動」、体の本能的な力を使っ た「愉気法」など、野口晴哉自身の言葉で語られるを直接読めるのがうれしい。

野口整体にはずっと関心を持ち続けている。私のサイトの「覚醒・至高体験事例集」や「臨死体験事例集」に収録して いる渡邊満喜子氏も「活元運動」の体験が大きな転機となっていた。私がほそぼそと行なってきた自発動気功は「活元運動」に共通するものだとは思っていたので、野口整体に触れたいという思いは強かった。

読んででますます興味が湧いた。一人で行なう活元運動も面白いが、二人で組んでやる活元 運動はなお面白い。気の交感作用によって一人でやるのとは全く違った力が働き出すという。

活元運動を行なっていると、体に徐々に変化が現れてくる。体が敏感になって、体の健康 を保とうという働きが高まるのだが、その「反応」に三段階があるという。これも興味深 かった。

第一段階は、眠くなったり、だるくなったりする弛緩反応。体がゆるんで、妙に疲れたよ うな感じだが心地よいなど。

第二段階は、熱が出たり、下痢をしたり、体中が汗ばんだり、痛みが起こったりする過敏 反応。体の皮膚の下を水が流れるような感じを伴うという。急性病にも似る過激な変化が起こってきたりする。

そして第三段階は、体の老廃物や毒素が体外に排泄される排泄反応。汗、尿、皮膚病等さ まざまな形で排泄されるらしい。排泄が行なわれるたびに体は快くなるという。

こうして体の偏りや歪みが正され、浄化され、自然治癒力を回復していくらしい。 このほか野口整体独特の体癖論や、それに基づいた体癖修正方法が具体的に記されている。

(その後、筆者は何度か朝日カルチャーセンターなどで野口整体に触れている。)

野口整体・ 病むことは力(金井省蒼)
健康生活の原理・活元運動のすすめ(野口晴哉)

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