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    2017.03.19 Sunday/ -/ / -/ -/ -/ -/ by スポンサードリンク

少食の力

◆『少食の力

この本は、断食や少食を語りながら、現代栄養学への痛烈な批判の書でもある。著者は医者であるが、自身が長い間さまざまな病気と不健康に苦しみながら、断食と小食を実行することによって健康になっていった。それ以来、西洋医学による検査法などを充分に利用しつつも、西洋医学的な常識に縛られずに、断食や小食の指導をし、成果を積み重ねつつ、その驚くべき効果を発表しつづけた。その結果、西洋医学的な栄養や健康に関する常識がいかにあてにならないかが、多くの症例によって根本から明らかにされた。甲田氏の本を何冊か読み、現在、週一回の一日断食と朝食抜きの小食を続けるようになった。その結果体重は一ヶ月あまりで3キロ以上減少し、心身ともにきわめて爽快である。瞑想にもよい影響が出始めている。

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朝食を抜いたらこうなった

◆『朝食を抜いたらこうなった

現代医学は、栄養をとり入れる面をよく考えた合理的なものだが、老廃物を完全に排泄するという、出す面をあまり重視してこなかった。それが現代医学の重大な欠陥だ。しかもその欠陥にまだ気づいていない。とり入れることも大切だが、老廃物をいかに完全に出すかという排泄の医学もそれに劣らず大切であるにもかかわらず、ほとんどその面が省みられなかったのだ。 朝食抜きという午前中の断食は、前日に生成された老廃物を完全に出す重要な時間であることに、現代医学はまだ気づいていないのだ。 この本は、現代医学で治らなかった患者に著者が朝食抜きの小食を指導して治していった多くの事例が掲載され、上の主張の正しさを雄弁に物語る。現代医学が見落としている人間の体の不思議をこれでもかというほどに見せつけられる。 甲田療法や、そのもととなった西医学が、もっともっと多くの人に関心をもたれてほしい。「朝食抜きは、体に毒」という「常識」がこれほどに蔓延しているなかで、その「常識」をまったく覆すような小食の実践が、驚くべき効果を挙げている事実は、現代医学を相対化する目を養ってくれる。

この本は、朝食抜きの玄米、野菜食を基本とした甲田療法でも、とくに療法の途中で出る一見マイナスの現象を事例として多く取り上げ、その意味や対処法にスポットを当てている。 長年リュウマチで苦しんだSさんの事例を見よう。医者に慢性の関節リウマチと診断され、ひどい痛みにステロイド剤を使用するが、痛みの軽減は一時的なもので、薬を増やしても痛みが楽にならない状態になった。ついには寝たきりになるのではないかという心配の中で、甲田医院を訪れた。 甲田医師の元で食療法を実行し、ほぼ6ヶ月でステロイド剤から解放された。ところが小食で体重が減少し、160センチで33キロにまで下がってしまった。以前かかっていた医師に甲田療法のような馬鹿な治療はやめよと言われ、一時現代栄養学のメニューに戻ったが、体重は増えてもリウマチの痛みは復活した。 ついに決心して甲田療法に戻ったSさんは、その後、ある晩に3回もトイレに行き驚くほど大量の排便があった。つまり宿便が出た。それからSさんの体調が一変する。それまで続いていた体重の減少がとまり、今度は逆に太りだす。食事は以前と同じなのにである。29キロから、6ヶ月くらいで35キロになり、体力も増強し、リウマチの痛みも楽になっていった。 宿便が排泄され、腸マヒが治り、腸がよく動くようになると、自己免疫疾患が改善されて、リウマチが治ると甲田医師は言う。現代栄養学の常識では考えられないような超小食で元気に生活し、現代医学で難治とされる病気がみごとに治っているのだ。これと同様の経過をたどって病気が治っていく事例がこの本に多く紹介されている。

現代医学のおごり 私の母もリウマチで長年苦しみ、ステロイド系の薬で体力を消耗していたので、もう少し早く甲田療法を知ってたら、と無知を悔やむ。それにしても、こういう事例を多く読んでいると、現代医学、現代栄養学とは何なのかと今更ながら思う。 西医学や甲田理論をそのまま信じる必要はないだろうが、少なくともこうした考え方で目覚しい治療効果を挙げている療法がある以上は、現代医学も社会ももっと柔軟な目で、これらを観察し、真剣に検証していく必要があるのではないか。私の周囲を見る限り、そういう動きはあまりにも小さい。 こうした実践と理論に目を閉ざしている現代医学には、一種のおごりのようなものを感じる。

私は、出勤の前に野菜ジュースなどを飲んでいた時期もあったが、その後はずっと天然水だけにしている。職場でも午前中はできるだけ天然水ということで朝抜きをかなり完全な形で行うようになった。昼食の量も少ないほうが調子がよいようだ。週一回の一日断食も含め、きわめて順調に朝抜き小食が定着している。便通がよくなり、血圧も下がっている。体重はさらに減少するだろう。 しかし、この本を読むと、朝抜き小食にスムーズに移行できない場合も多いらしい。絶えられない空腹感やスタミナ切れ、やせすぎ、貧血、頭痛、胃の痛み、脱毛、便秘その他、各種の反応があるらしい。しかし、これらはちょっとした工夫や慣れで改善できる一時的な反応であり、工夫や継続で素晴らしい効果をあげるまえに朝抜きから撤退してしまうのは実に残念だ。そのような人に何とか助け舟を出したい、そんな思いからこの本は書かれたという。

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断食・少食健康法

◆『断食・少食健康法―宗教・医学一体論

私にとっては、かなり重要な意味をもつ本になった。著者は医者であるが、自身が長い間さまざまな病気と不健康に苦しみながら、断食と小食を実行することによって健康になっていった体験をもつ。それ以来、西洋医学による検査法などを充分に利用しつつも、西洋医学的な常識に縛られずに、断食や小食の指導をし、成果を積み重ね、その驚くべき効果を発表しつづけた。

その結果、西洋医学的な栄養や健康に関する常識がいかにあてにならないかが、多くの症例によって根本から明らかにされていく。この本を読むと断食や小食をぜひとも実行したいという気持ちになる。私にとっては、瞑想との関係もあるので、実に興味深く読めた。また瞑想にとって小食がいかに大切かという観点からも、多くのことを知ることができた。

この本は、断食・少食を語りながら、現代栄養学への痛烈な批判の書でもある。現代栄養学によれば、男子で普通の「労作」を行う場合、1日およそ2500カロリー、女子で2000カロリーが必要である。ところが現代栄養学のこうした常識を覆す事例が、いくらでもある。 ある禅寺の僧14名が食べた一日平均の総摂取カロリーは、1436カロリー。計算された、彼らの一日の総消費エネルギー2204カロリーに比して768カロリーのマイナスであった。もしこれが事実なら、1ヶ月に体重が6キロずつ減少、1年で72キロ減少し、つまりほとんど体重0となってしまう。が、実際には立派な体格で、心身ともに健康であり、相当の労働にも耐えていたという。

また著者が扱ったある男性は、十二指腸潰瘍にかかり、現代医学的な治療では、再発を繰り返すばかりで、医師から手術をすすめられたという。しかし、現代医学による治療を捨て、小食による療法に切り替えた。朝食抜きで1日の総摂取カロリーは、だいたい1300カロリーくらい。にもかかわらず入院1ヶ月半で、体重が3キロ増えたという。しかも、空腹時の胸焼けなどが消え、心身は爽快になったという。 さらに1日900カロリー前後を1年続けても栄養失調にならず、体重が以前より増えるというケースもあったという。しかもスタミナも普通の食事をとっている人よりはるかに優れていた。そして、こうした小食で、現代医学ではどうしても治らなかった難病が治るケースも多く出ているのだ。慢性胃腸病、糖尿病、リューマチ、慢性腎炎、重症筋無力症など、何十名にも及ぶ難病患者が小食を実行することで症状が好転したという。こういう事例を数多く突きつけられると、現代栄養学の主張を頭から信じるべきではない、とつくづく感じてしまう。

断食療法で大量の宿便が排泄されると、身体の調子が一変し、見違えるほど若返るひとが多いという。中にははげていた頭に毛が生えだしたり、記憶力がにわかによくなったり、という人がいるということで、いいことづくめだ。 ただし、たいへんなのは断食のあと厳密に小食を維持することだという。多くの人は、断食後の小食を維持できずに挫折するらしい。日常の生活の中で食欲に打ち勝って小食を続けることがかなり大変であることは、私も日々経験していることなので、よく分かる。 それでも、自分の体にどのような変化が現れるのか、また瞑想にどういう影響を与えるのか、そんなことを体験的に知りたいという気持ちも強い。 すくなくとも、一週間に一回の一日断食を設ける程度なら今すぐにでもできそうだ。断食モードにはいってしまうと、一日断食なら苦もなくできそうな気がする。これは、さっそく実行したい。


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胃腸は語る―胃相 腸相からみた健康・長寿法

同著者の本はすでに『病気にならない生き方』(サンマーク出版、2005年)を取り上げた。世界で始めて、大腸内視鏡を使うことでポリープを切除することに成功した胃腸内視鏡外科医として著名だ。その著者の最初の本がこれである。内視鏡でこれまでに30万人以上の胃腸を診てきた結果に基づいて書かれている。その膨大な臨床結果から「胃相、腸相」にもっとも大きな影響を与えるのは、食生活だという。

著者は、内視鏡で多くの人の腸相を見てきて、獣肉食がどんなに腸相を悪くするかをつぶさに見てきた。肉を常食にするアメリカ人の腸は、固く短く、粘膜にもひだが多発し、宿便も多く「胃相」が悪いという。そういう腸は、大腸ポリープ、大腸ガンが多い。 それに比べ欧米人でも穀物、豆類、野菜・果物など複合炭水化物をよくとる人や菜食主義者の大腸はたいへん柔らかく、比較的長いという。柔らかくてひだが少なく動きがスムーズであり、排泄も順調で宿便になりにくい。したがってポリープやガンにもなりにくい。 つまり、著者が勧める食事内容は、大枠において甲田医学やマクロビオティックの主張と同じである。長年の内視鏡による「胃相、腸相」の臨床観察が、西医学や甲田療法、マクロビオティックスの主張を裏付けたとも言えるだろう。

よく言われることだが人間の歯は、臼歯(穀物用):門歯(野菜・果物用):犬歯(肉・魚用)=5:2:1の割合になっている。このような歯の構成の割合で食べるととてもバランスのよい食事になる。穀物は、もちろん白米や白パンおり、玄米など精白されないものがよい。食べ始めて一年後に胃腸の検査をすると、胃相・腸相が非常に改善されているのが分かるという。

動物性食品は、10から15%とし、でくるだけ小魚などでとる。一日100グラムでよい。 私自身が注意したいと思ったのは、コーヒー、日本茶、中国茶、紅茶、どくだみ茶などタンニン酸が多く含まれる飲料を避けること。コーヒーはほとんど飲まないが、茶はよく飲んでいるからだ。タンニン酸が多く含まれる飲み物を空腹時に大量に飲んでいると胃相が悪くなり、委縮性の変化が見られるという。これからはタンニン酸の少ない飲み物(たとえば十六茶)をできるだけ飲もう。

さらには、夜寝る前に決して食べたり飲んだりしないこと。なぜなら、胃が空っぽになっているときは人間のからだは正常に強い胃酸を出し、胃中の雑菌やヘリコバクター・ピロリ菌を殺して、自然治癒力・抵抗力・免疫力をつかさどる腸内細菌のバランスを保つからである。 最近、食に関する本を取り上げることが多いが、私自身が健康への関心が深く、またこうした食についての考え方が現代の医学や栄養学の盲点、問題点を浮き彫りにする点にも深い興味を感じるからである。

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あなたの少食が世界を救う

現代医学の盲点になっている部分から、現代医学の病理論の全体に見直しを迫るのが甲田医学である。甲田医学が現代栄養学や医学への痛烈な批判、反論になっているのである。多くの病気の原因が過食とそれによる宿便にあるという説は、本人の豊富な治療例と、その効果を裏書きする内外の研究者の実証的な説の紹介で説得力がある。その効果は、慢性肝炎、アトピー性皮膚炎、慢性関節リュウマチ、膠原病、気管支喘息等々、様々な病気に及び、甲田理論の包括性を裏付ける。

また本書には、食事についての正しい考え方、病気の原因についての正しい理解を広め、苦しむ人々を楽にしたいという思いが溢れているようだ。そしてさらに、甲田式の少食が食料問題のみならず地球温暖化問題にも有効であると熱っぽく語る。読後感がいい。

☆睡眠時間が少なくなる
空腹だと熟睡できないという先入見があるが、実際は、少し空腹ぎみで寝た方が熟睡できるという。逆に夜の過食で熟睡できず、翌日に疲労が持ち越されるタイプの人が多い。夜食をせず、夕食も少なめぐらいの方が熟睡でき、したがって睡眠時間も少なくなるという。

私も一日断食をして何も食べず寝るとき、空腹で眠れないということはなかった。むしろ熟睡できるようだ。これまでふだんは、寝る前に間食してしまうことがあったが、慎みたい。

☆活性酸素の量が減る
少食生活では体内に発生する活性酸素の量が減ることが分かってきた。活性酸素は老人性痴呆の原因ともなるという。少食生活を実行した人々の尿から排出される8−ヒドロキシ-デオキシ-グアノシンの量が、標準食の人より有意に減ることで分かるという。また、活性酸素は、人体の酸素消費量の約2%から発生するとされるが、朝食抜きの一日2食の場合、酸素の消費量が13%も減るというデータがある。

ただ、活性酸素の減少には少食だけではなく、玄米、生菜食という食事内容も影響しているのではないかと思うが、どうだろうか。新谷弘実『病気にならない生き方』によれば、基本的にはエンザイム(酵素)を多く含むのがよい食物、エンザイムが少ないのが悪い食物であり、ミネラルを多く含んだ超えた土地で、化学肥料や農薬を使わずに育てられたものを収穫してすぐに食べるのがよいという。新鮮でない、酸化した食物が体内に入るとフリーラジカル、とくに活性酸素を作り出す原因となる。玄米、生菜食は、結果的に新鮮な食べ物を多くとることになるわけだ。

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プチ断食の成果は?

プチ断食健康法 やせる、きれいになる、病気が治る (PHP文庫)

「断食に入ると、最初の半日で、血液中のブドウ糖が使われなくなると、脂肪や病気の細胞のタンパク質が利用されるので、空腹感がなくなる。そうして代謝が安定する3〜4日目より、気分も爽快になってくるというのが一般論です。」

私自身も、断食を始めた日の夜の12時前後から急に空腹感がなくなるのを何度も経験している。食べ物からとっていたカロリーに代わり、体内に残存している脂肪やタンパク質からカロリーが供給されるようになる、つまり食物摂取の経路が切り換わることで、空腹感を感じなくなるということだ。

また、断食をすると体内の老廃物や余分な脂肪が生活臓器によって消費されるという。さらに、病変のある組織、腫瘍、水腫、浮腫、炎症といった、本来健康体には存在しない異質の組織(病気)からタンパク質を利用しようとする。これによって病変は消失するので、この現象は自己融解と呼ばれる。これこそが、断食による自然治癒力のメカニズムの一つだという。

さらに断食が精神におよぼす影響として「精神は研ぎ澄まされ、低次元の思考は高尚になり、‥‥たとえ同じように森の中を散歩していても、これまでと違った精神の経験をする。小鳥のさえずりもまるで古典派音楽のオーケストラの演奏のように聞こえる‥‥。精神作用は鋭く、活発にあり、新鮮な思考や斬新なアイデアが浮かんでくる‥‥」(パーボ・アイローラ博士)

こんな文章を読んでいると、本格的な断食をぜひやってみたいという気持ちになる。とりあえず、一日半断食への大きな刺激とはなった。

やはり断食を成功させるには、これまで読んだ断食関係の本を読み返すなどして、動機づけを強固にすることが大切なのだと思った。以前、頻繁に行っていたときは、それこと断食への共感が今よりはるかに強かったわけだから、その動機づけを取り戻すことが必要なのだ。

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朝食を抜くのは健康によい

◆『朝食を抜いたらこうなった』甲田光雄(春秋社、2003年)

現代医学は、栄養をとり入れる面をよく考えた合理的なものだが、老廃物を完全に排泄するという、出す面をあまり重視してこなかった。それが現代医学の重大な欠陥だ。しかもその欠陥にまだ気づいていない。とり入れることも大切だが、老廃物をいかに完全に出すかという排泄の医学もそれに劣らず大切であるにもかかわらず、ほとんどその面が省みられなかったのだ。

朝食抜きという午前中の断食は、前日に生成された老廃物を完全に出す重要な時間であることに、現代医学はまだ気づいていないのだ。 この本は、現代医学で治らなかった患者に著者が朝食抜きの小食を指導して治していった多くの事例が掲載され、上の主張の正しさを雄弁に物語る。現代医学が見落としている人間の体の不思議をこれでもかというほどに見せつけられる。

甲田療法や、そのもととなった西医学が、もっともっと多くの人に関心をもたれてほしい。「朝食抜きは、体に毒」という「常識」がこれほどに蔓延しているなかで、その「常識」をまったく覆すような小食の実践が、驚くべき効果を挙げている事実は、現代医学を相対化する目を養ってくれる。

この本は、朝食抜きの玄米、野菜食を基本とした甲田療法でも、とくに療法の途中で出る一見マイナスの現象を事例として多く取り上げ、その意味や対処法にスポットを当てている。 長年リュウマチで苦しんだSさんの事例を見よう。医者に慢性の関節リウマチと診断され、ひどい痛みにステロイド剤を使用するが、痛みの軽減は一時的なもので、薬を増やしても痛みが楽にならない状態になった。ついには寝たきりになるのではないかという心配の中で、甲田医院を訪れた。 甲田医師の元で食療法を実行し、ほぼ6ヶ月でステロイド剤から解放された。ところが小食で体重が減少し、160センチで33キロにまで下がってしまった。以前かかっていた医師に甲田療法のような馬鹿な治療はやめよと言われ、一時現代栄養学のメニューに戻ったが、体重は増えてもリウマチの痛みは復活した。 ついに決心して甲田療法に戻ったSさんは、その後、ある晩に3回もトイレに行き驚くほど大量の排便があった。つまり宿便が出た。それからSさんの体調が一変する。それまで続いていた体重の減少がとまり、今度は逆に太りだす。食事は以前と同じなのにである。29キロから、6ヶ月くらいで35キロになり、体力も増強し、リウマチの痛みも楽になっていった。 宿便が排泄され、腸マヒが治り、腸がよく動くようになると、自己免疫疾患が改善されて、リウマチが治ると甲田医師は言う。現代栄養学の常識では考えられないような超小食で元気に生活し、現代医学で難治とされる病気がみごとに治っているのだ。これと同様の経過をたどって病気が治っていく事例がこの本に多く紹介されている。

現代医学のおごり 私の母もリウマチで長年苦しみ、ステロイド系の薬で体力を消耗していたので、もう少し早く甲田療法を知ってたら、と無知を悔やむ。それにしても、こういう事例を多く読んでいると、現代医学、現代栄養学とは何なのかと今更ながら思う。 西医学や甲田理論をそのまま信じる必要はないだろうが、少なくともこうした考え方で目覚しい治療効果を挙げている療法がある以上は、現代医学も社会ももっと柔軟な目で、これらを観察し、真剣に検証していく必要があるのではないか。私の周囲を見る限り、そういう動きはあまりにも小さい。 こうした実践と理論に目を閉ざしている現代医学には、一種のおごりのようなものを感じる。

私は、出勤の前に野菜ジュースなどを飲んでいた時期もあったが、その後はずっと天然水だけにしている。職場でも午前中はできるだけ天然水ということで朝抜きをかなり完全な形で行うようになった。昼食の量も少ないほうが調子がよいようだ。週一回の一日断食も含め、きわめて順調に朝抜き小食が定着している。便通がよくなり、血圧も下がっている。体重はさらに減少するだろう。 しかし、この本を読むと、朝抜き小食にスムーズに移行できない場合も多いらしい。絶えられない空腹感やスタミナ切れ、やせすぎ、貧血、頭痛、胃の痛み、脱毛、便秘その他、各種の反応があるらしい。しかし、これらはちょっとした工夫や慣れで改善できる一時的な反応であり、工夫や継続で素晴らしい効果をあげるまえに朝抜きから撤退してしまうのは実に残念だ。そのような人に何とか助け舟を出したい、そんな思いからこの本は書かれたという。

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脳がよみがえる断食力

◆『脳がよみがえる断食力 (青春新書INTELLIGENCE)

断食の様々な効果について、その生理学的な根拠についても詳しく解説しており、充分に説得力がある。この本でとくに強調しているのは、断食が総合的な「脳力」を高めるということである。つまり、断食後に頭が冴え、記憶力や理解力が増すというのである。

著者自身が、若き日にある病気に悩まされていた。病院を転々としたが悪化するばかりだった。ある雑誌で断食で病気を克服した体験記を読んで自分も実践した。母に野菜ジュースをつくってもらい、数日間それだけで過ごした。その結果、病気はウソのように治り、身長も急に伸び、成績もよくなった。その不思議な体験が人生を変えたという。ちなみに断食や少食の良さを説くこの分野のリーダーたちも、自分の病気を断食で治した経験を持つ人が多い。『少食の力』の甲田光雄や、『「半断食」健康法 』の石原 結實などである。

多くの体験者が断食後に「頭も体も生まれ変わった気がする」と言う。爽快感や自由感、充実感をもち、イライラしなくる。自分らしさを取り戻し、何にでも感動できるようになるという。断食で脳が活性化する理由として、断食は脳に必要な栄養、とくに糖分の栄養が絶たれことで、シャペロン(タンパク質の変性を阻止し、修復をする)が種チュするからではないかと、著者は考えている。また断食によって「ケトン体が体内に生ずると脳のα派が増えるという相関関係が確認され、そのメカニズムについても詳しく語られているが、ここでは詳しく紹介できないので本を読んでもらうほかない。

この本では、断食のデトックス(解毒)効果も強調され、その科学的な根拠も述べられている。印象深かったのは、1968年、九州・福岡を中心に起った「カネミ油症事件」だ。九州大学との共同研究の結果、政府はPCB中毒の治療法として、断食療法を正式に採用し、「断食療法、ほぼ9割の効果」と当時の新聞でも報道されたという。有害物質は脂肪に蓄積されやすい。断食でその脂肪が燃えてエネルギーを作ると、蓄積された有害物質は、血液中に遊離して肝臓から体外へ排出されるのだ。

とこあれこの本を読んで私自身、再度断食に挑戦する気持になった。

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断食・少食健康法


著者は医者であるが、自身が長い間さまざまな病気と不健康に苦しみながら、断食と小食を実行することによって健康になっていった体験をもつ。それ以来、西洋医学による検査法などを充分に利用しつつも、西洋医学的な常識に縛られずに、断食や小食の指導をし、成果を積み重ね、その驚くべき効果を発表しつづけた。

その結果、西洋医学的な栄養や健康に関する常識がいかにあてにならないかが、多くの症例によって根本から明らかにされていく。この本を読むと断食や小食をぜひとも実行したいという気持ちさせ、私が一日半断食を実行するきっかけになった本である。私にとっては、瞑想との関係もあるので、実に興味深く読めた。また瞑想にとって小食がいかに大切かという観点からも、多くのことを知ることができた。

この本は、断食・少食を語りながら、現代栄養学への痛烈な批判の書でもある。現代栄養学によれば、男子で普通の「労作」を行う場合、1日およそ2500カロリー、女子で2000カロリーが必要である。ところが現代栄養学のこうした常識を覆す事例が、いくらでもある。 ある禅寺の僧14名が食べた一日平均の総摂取カロリーは、1436カロリー。計算された、彼らの一日の総消費エネルギー2204カロリーに比して768カロリーのマイナスであった。もしこれが事実なら、1ヶ月に体重が6キロずつ減少、1年で72キロ減少し、つまりほとんど体重0となってしまう。が、実際には立派な体格で、心身ともに健康であり、相当の労働にも耐えていたという。

また著者が扱ったある男性は、十二指腸潰瘍にかかり、現代医学的な治療では、再発を繰り返すばかりで、医師から手術をすすめられたという。しかし、現代医学による治療を捨て、小食による療法に切り替えた。朝食抜きで1日の総摂取カロリーは、だいたい1300カロリーくらい。にもかかわらず入院1ヶ月半で、体重が3キロ増えたという。しかも、空腹時の胸焼けなどが消え、心身は爽快になった。 さらに1日900カロリー前後を1年続けても栄養失調にならず、体重が以前より増えるというケースもあった。さらにスタミナも普通の食事をとっている人よりはるかに優れていた。

そしてこうした小食で、現代医学ではどうしても治らなかった難病が治るケースも多く出ているのだ。慢性胃腸病、糖尿病、リューマチ、慢性腎炎、重症筋無力症など、何十名にも及ぶ難病患者が小食を実行することで症状が好転したという。こういう事例を数多く突きつけられると、現代栄養学の主張を頭から信じるべきではない、とつくづく感じてしまう。

断食療法で大量の宿便が排泄されると、身体の調子が一変し、見違えるほど若返るひとが多いという。中にははげていた頭に毛が生えだしたり、記憶力がにわかによくなったり、という人がいるということで、いいことづくめだ。 ただし、たいへんなのは断食のあと厳密に小食を維持することだという。多くの人は、断食後の小食を維持できずに挫折するらしい。日常の生活の中で食欲に打ち勝って小食を続けることがかなり大変であることは、私も日々経験していることなので、よく分かる。

ただ一日半断食は、その態勢に入ってしまえば比較的ラクにできることを最近、再発見した。ということで、現在は、週2回の実践にチャレンジしている。

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「半断食」健康法

◆『「半断食」健康法

著者は、西洋医学の医者であるが、若き日に体が弱く、「過敏性大腸炎」にそうとう苦しむ。種々の民間療法の本を読み漁り、二木謙三の『食べ物と病気』や西勝三の『原本・西式健康法読本』に出会う。そこで「少食がよい」「青汁が効く」などと知り、朝食をキャベツとリンゴのジュースにしたら、4年近く悩んだ「下痢としぶり腹」が治ったという。

甲田光雄氏も西式健康法に出会い、少食・断食の甲田療法に突き進むが、共に原点が自分の病気の癒しだったことが興味深い。自分の体で知ったことは、いくら西洋医学の説と相容れなくとも、信じざるを得ないだろう。

いくつかの少食・断食の本を読んだが、相互に細部の主張は若干差がある。しかし、少食や断食がいかに健康にとってプラスであるかの理由についての説明は、基本的なところでは変わらない。この本は、断食の医学、断食の生理についてより多角的に書かれているので参考になった。断食関係の著者の違う本を何種類か読むと勉強になる。

東京都知事の石原慎太郎が、10日間の断食道場に毎年通っていることはすでに知っていたが、この本を読んでそれが伊豆にある石原結實氏の「断食道場」であることを知った。断食といっても、この道場の場合は比較的楽なもので、朝は人参リンゴジュース三杯、10時ごろに具のないみそ汁、昼に人参リンゴジュース三杯、三時に生姜湯、夕方に人参リンゴジュース三杯、黒糖を加えて飲む生姜湯を何杯飲んでもよいというもの。

こことは限らないが、私もチャンスがあれば挑戦したくなっている。

この本では、断食や小食の生理学を多角的に論じている。参考になったことを箇条書きしてみる。

1)空腹になると血糖値が下がるが、血糖値を上げるメカニズムは、体内にいくつもある。血糖値を上げるホルモンが、アドレナリン、グルカゴン、サイロキイン、コーチゾール等々いくとも存在する。つまり人間は飢餓になれており、対応方法が多い。しかし食べすぎで血糖値が上昇したときは、すい臓から分泌されるインシュリンしか、それを下げることができない。

甲田光雄氏も、次のような専門的な説明をしているので参考のためにここに記す。 脳のエネルギー源はブドウ糖で、脳はそれを貯蔵することはできないから、ブドウ糖に変換される炭水化物や糖分を補給しないと脳が活性化しないとされる。しかし人間は、糖が不足しても、肝臓は筋肉に蓄えられたグリコーゲンを分解して血糖値を一定に保つから、血液中の糖が不足して脳に栄養がいかないことはまずありえないという。 脳は、ブドウ糖だけをエネルギー源とするが、断食などをすると50パーセントはケトン体のβ―ヒドロキシ酪酸をエネルギーとして使い、ブドウ糖は30パーセントにすぎないという。ケトン体は、脂肪が分解されてできる物質である。つまり、断食をすると、体内の糖分が尽きるので、脳は体内に蓄えられた脂肪をエネルギー源として使用するようになる。しかもケトン体は、脳にα波を増やし、脳下垂体からはβ―エンドルフィンとう快感物質の分泌を増やす。つまり、心はさわやかになり、平穏になって、とてもリラックした状態になる。

2)「吸収は排泄を阻害する」のが人体のセオリーである。食べすぎるとさらに排泄が悪くなり、逆に「食べない」「小食にする」と排泄がよくなる。断食中は、口臭、目やに、尿の量、発疹等々、排泄が活発化する。血液中の老廃物が出て、血液が浄化される。病気の根本原因は、実際の要求より多量に食べることである。余分に食べた食物は体内に蓄積され、血管を塞ぎ、血液の循環を悪くする。これが万病の原因である。断食は、蓄積された老廃物を排泄する。

3)生命に必須の重要臓器は、断食中も、当然たんぱく質を必要とするので、生体は、○○炎という炎症、病変のある組織、腫瘍、水腫などの、本来健康体には存在しない、異質の組織(病気)に存在するタンパク質を利用する。また血中の余分な糖分も同様に利用される。その結果、こうした病変は消失する。これを「自己融解」という。

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